カテゴリ:不動産&周辺情報など / 投稿日付:2024/06/28 12:42
築年数からわかる耐震基準とは?
通常は図面等に記載されている築年を見ると、建築からどのくらい経過したかわかります。
一部、古い物件になると築年が分からない場合もあります。
築年がわかれば、どの時点の耐震基準で建てられた建物なのかも知ることができます。
1920年に耐震基準のベースとなるようなものが制定されましたが、法律で耐震規定が定められたのは1924年の市街地建築物法改正になります。
日本では大きな災害がある度に耐震基準が見直されてきました。
一般的に1981年改正前を旧耐震、改正以降を新耐震と言います。
旧耐震と新耐震の建物では、このような違いがあります。
・1981年の改正前の『旧耐震基準』
旧耐震基準では、震度5強程度の中規模地震において建物が倒壊せず、損傷しても補修を行うことで居住可能であることが基準となっています。
そのため震度5強以上の大きな地震が起きた場合についてあまり考慮されておらず、万が一震度6以上の地震が来た場合は旧耐震基準では倒壊する可能性が高いといった側面がありました。
・1981年の改正後の『新耐震基準』
新耐震基準では、震度5強程度の中規模地震において家屋や建物がほとんど損傷しないこと、
そして、震度6強~7程度の大規模地震において建物が倒壊・崩壊しないことが基準となっています。
新耐震基準は地震による建物の倒壊を防ぐだけでなく建物内にいる人の安全を守ることに主眼がおかれ、旧耐震基準を大幅に強化しました。
★木造住宅では2000年の改正もポイント★
耐震基準は1995年に起きた阪神淡路大震災をもとに、2000年にも改正が行われています。
旧耐震基準、新耐震基準に対して、2000年に改正された耐震基準を現行耐震基準や新・新耐震基準などの呼び方をしたりします。
2000年の改正は木造住宅に重点を置いたもので、地盤調査の義務化や耐震壁の配置、基礎と柱など接合部の条件等が新たに制定されました。
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