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セットバックって?!
カテゴリ:不動産&周辺情報など  / 投稿日付:2024/09/09 15:33





「セットバック」とは、建物を前面道路から後退して建築することを言います。

具体的に後退が必要になるのは、前面道路が4m未満の場合で、建築基準法で下記のように定められています。

セットバックをする目的としては以下の通りです。

道路が4mというのは2台の車がすれ違うのに必要な幅で、火災や地震などの災害の時に消防車や救急車などの緊急車両などがスムーズに通れるスペースを確保することを目的にしています。

・前面の道路の道幅を広げるため
・斜線制限を緩和するため

※斜線制限とは
道路や隣地の採光や通風を確保しながら、ある程度の環境を保つために建築物の高さを制限するもの。






たとえば、4m未満の道路に面した土地で建物を建てるためには、道路の中心線から2mずつ境界線をセットバックすることが必要となります。
具体的には、3mの幅員。道路だった場合、道路の中心線から片側1.5mしかないため、自分の敷地は0.5mセットバックすることになります。


※セットバック部分は敷地面積から除外される
セットバック部分を除いた敷地面積に対して、建ぺい率・容積率が掛けられ、建物規模が制限されます。建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合です。容積率とは、建物の延べ床面積の敷地面積に対する割合のことです。
セットバックの必要な部分が広い土地では、家を建てるための面積が削られることになるので、注意が必要です。


※セットバック部分は私的利用ができない
セットバック部分は道路とみなされるため、戸建てやアパート、マンションはもちろん、フェンスや花壇などの建築物は造ることができず、工作物であっても利用することができません。

セットバックが必要な物件に駐車場を設置する場合は、セットバックの部分を除いた敷地で設計を行います。







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